産業を動かす・電気エネルギーと電子情報技術
電気技術は、産業や生活のあらゆる分野で利用される、無くてはならない技術です。電気科では、電気エネルギー技術を学ぶ電力系分野と、情報技術を 学ぶ電子情報系分野の専門科目を選択することができます。これらの分野を統計的に学習し、新時代に対応できる技術者を目指します。第三種電気主任技術者資格認定校であり、第二種電気工事士筆記試験免除、工事担任者(ネットワーク接続技術者)科目試験一部免除(選択科目による)です。
令和4年度入学生からの授業科目です。
■キルヒホッフの法則
複雑な回路の接続点に流れる電流や回路に含まれる電源電圧と抵抗にかかる電圧の関係を調べます。
■ホイートストンブリッジ
ブリッジの平衡条件を使って抵抗の正確な値を測定します。
■電気工事
第二種電気工事士試験を2年生で全員が受験します。写真は技能試験の練習風景です。民間企業の方から直接指導していただく機会もあります。
■電子工作
マイコンで動作するディジタル時計の製作を通して,入出力回路の基礎を学び,はんだ付け技術の向上を図ります。
■マイコン制御
C言語を使って,電子工作実習で製作したディジタル時計の制御プログラムを作成します。
■シーケンス制御
スイッチやリレー,タイマーなどを組み合わせて,機器の動作を制御します。
■三相同期発電機
電気エネルギーの供給源である発電機の原理,構造を学び,特性試験を行います。
■高電圧
電極間に非常に高い電圧をかけて放電現象を発生させたり,絶縁材料の性能試験を行ったりします。
■論理回路
基本的なディジタル回路素子を組み合わせて目的の回路を作成する手順を学びます。
■発振回路
発振器のコイルやコンデンサの値と波形の関係を測定しながら,発振器の構成と原理を学びます。
各学年ごとに年1~2回,新潟市近郊の発電所や民間企業の見学に行っています。
水力発電所
地熱発電所
火力発電所
変電所
電気科では,オームの法則や直流・交流などの計算が多く出てくるので,入学する前に比べて計算が少し早くなったり,桁が大きい数字に強くなったりしました。
電気は生活で使う身近なものなので,自分自身が使っている電子機器で電気がどのように使われているのかが分かって,授業を受けていて楽しいと思うことがあることが入学してよかったことです。
私が電気科に入学してみての感想としては,中学までなかった専門的な教科の勉強が難しくも楽しいということです。授業では黒板にプロジェクタを用いたり,資格や検定の学習を進めたりと,今までに体験してこなかったことも多いため慣れるまでは大変で疲れてしまいますが,新しいことを学ぶことができ,電気科に入学してよかったと思うことができています。
電気科は1年生がとにかく大変ですが、計算技術検定や情報技術検定、2年生になれば電気工事士など、とにかく幅広い分野の資格や検定を取ることができます。また、卒業後の進路も進学・就職ともに選択肢が多く、上場企業や国公立大学にも進むこともできます。
電気科に入学してよかったと思うことは、専門的な知識をたくさん学べることです。1年生のときは電気基礎や工業技術基礎など電気に関する基礎的なことを学び、2年生からは、電力や電気機器、製図などより専門的なことが学べます。また、たくさんの資格や検定を取得することができ、試験前には先生方が熱心に試験対策の補習をしてくれるので勉強が苦手な人でも安心です。
入学してよかったことはクラスが良かったことです。みんな心優しく接してくれてとても楽しいです。
電気科にはたくさんの資格や検定があります。資格は取れるときにとっておかないと2年になっても1年のうちに取れなかった試験を受けたりすることもあります。資格をたくさん取れば進学や就職のときに幅が広がると先生に聞きました。先生も個性的な方が多くて話していて面白いです。
私が電気科に入学してよかったと思うところは,世の中の電気関係やエネルギーなどの問題に,より関心を持てるようになったところです。入学前は今,世の中がいったいどんなことになっているのか全く知りませんでした。電気科で学び専門的な知識が増えたことで,今までは何を言っているのかわからないようなニュースでも,ちゃんと理解できるようになり,自分なりに考えることができるようになりました。
電気科に入学してよかったことは,一般の高校では体験できない実習ができたことです。主に配線工事,オシロスコープ,コンデンサの静特性などです。どの実習も難しいのですが,先生が分かりやすく教えてくれるのでとても楽しくできました。
この科で学んだことは資格取得に生かせたり,将来仕事をするうえで役に立つと思います。電気科に入学できてよかったと思っています。
電気科に入学して個人的によかったと思うことは,電気工事士などの国家資格を高校生のうちから取得できるところです。資格合格のために先生方が補習をしてくださるので,自分一人で取り組むよりも理解しやすいです。また,資格は自分の財産にとなるのでそれを取れるのは本当にこの学科の強みだと思います。それに電気の基礎から応用まで幅広い範囲を学ぶことができます。これは将来,働いたときに必要な企業もあるのでとても重要です。
入学する前は電気にそこまで興味はありませんでしたが,勉強をしていくにつれ,電気がこれからの社会でもっと大切になっていくことを知り,興味がでてきました。
電気科は就職がとても強く,普通高校を卒業しただけでは入ることが難しい会社にも入ることができます。さらに,電気工事士など多くの国家資格を取ることもできます。また,進学にも力を入れており,私立はもちろん国公立大学へ進む生徒も少なくないです。電気の科目は覚えることが多く,大変なイメージがありますが,仕組みをしっかり理解し,予習,復習をすれば必ず身につき,やりがいを感じることができます。
電気はどこでも使われているため、電気科の進路先はとても多岐に渡ります。先輩方は実習や授業のほか工場見学や講演会などを通して自分が働いているイメージをふくらませ、興味がある分野や進むべき進路を決定してきました。
※ 過去3年間(平成30年度~令和2年度)の卒業生の進路(順不同)です。